夏休みの終わりに
8月25日(月) 天王台北近隣センターにて、お茶っこ会を開催しました。7名参加でした。
夏休みが終わって2学期が始まるにあたり、我が子にどう接したらいいのか迷うというお話がありました。
夏休みの終わりを意識していないはずがないお子さん。
声をかけることで背中を押せるのか?
プレッシャーをかけることになるのか?
何も言わない方がいいのか?
言わないとこのままずっと行かなくなってしまうのでは?
場合によっては行くこともあると思うと、その機会は逃したくない。
でも学校に行かないことで元気になってきた子に、また元気をなくしてほしくない。
でもでも「行かなくていいよ」と言いきることもできない。
親である自分が学校への執着を手放すと楽になれると言われるけれど、行って欲しい気持ちはなくせない。手放せない自分を責めてしまう。
声をかけるからには期待がにじんでしまうし、イヤだと言われればガッカリ感も出てしまう。そこでまた自己嫌悪。
この状況、行ったり行かなかったりの時期が一番悩ましいとは思うけど、
完全不登校になったとしても、
それなら家で勉強はしようよ!他に参加できる活動や居場所を!せめてちょっとしたお出かけでも!という時にも、声をかけては断られる、、、のもどかしさが同じようにありますよね。
その子の状態によるのだろうけど、見極めも難しく感じます。
でもきっと、その子のことを一番身近で見ているあなたはわかっているはず。
“学校が合わないんだろうなぁ”ということばも聞かれました。
迷いが生まれるのは、それが将来への不安につながるから。
そんな時は、ぜひお茶っこ会に来てお話ししてくださるといいなぁと思います。
個人的には、“背中を押すときだ!”は、比較的確信をもって感じられる気がします。
子どものことも、自分のことも、これから起きることも、引き受けられると思える。
(間違っていたとしても引き受ける覚悟ができている)
背中を押すことに迷いがあるうちは、
本人が考える手伝いをしながら、
背中を押さない程度に突っつきながら(まぁこれが難しいんだけど)、
動き出そうとする力が本人から自然と湧くのを待っていればいいのかなと。
子どもも親も、無理なく気楽にできる範囲で!
一緒に待ちましょう!
今回お話に出たお子さんたちは、
お菓子作りを楽しんでいたり、きょうだいで楽しく遊んでいたり、
お母さんとも仲良しで、言いたいことも言い合える関係で、
エネルギーをしっかり充電している様子でした。
このままどんどん元気でいてくれたらいいな。
その先に、きっと力強い姿を見せてくれるだろうな。
まだまだ残暑厳しい毎日ですが、
どうか皆さん、ご自分を大切に。(S)
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