不登校の解決ってなんだろう
9月7日(日)湖北台近隣センターにて、お茶っこ会を開催しました。 7名参加でした。
前半は貸切状態で、常連さんのお母さんからじーっくりお話を伺いました。
3年前からのお付き合いです。
当初はお子さんも暴れたりしていましたね。
勉強会に来てくれたお母さんは、お子さんをどう受け止めたらいいのかを学び、
日々考え、お茶っこ会でもたくさん話し、他の方の話をたくさん聞き、たくさん泣いてこられました。
お子さんの状況はもちろん、お母さん自身が、実はそこを気にしているのは私かも、子どもにこう言っちゃってる、こう思ってしまう、などいつもとても率直にお話ししてくださいます。
お子さんはお母さんとたくさんぶつかって振り回してもいたけれど、絶大なる信頼もあることが伝わってきました。お母さん、本当にがんばってきた!
先日ご家族で山登りに行き、自然にお母さんを気遣い手を差し伸べてくれたという様子を聞き、本当に素敵に育ってきてるなぁと感激しました。
進路もお子さんが自分でしっかり考えて決めました。けれど、新たな環境では新たな試練も待ち受けていました。
神様がいたら恨み言でも言いたくなるくらいです。
それでも自分にとってどうすることがいいのか、懸命に考えてる。
今とても苦しいと思うけど、もがいてあがいて自分を諦めずに生きている。
不登校の解決ってなんだろう。
不登校を経て、学校へ行ったり就職したって、親の心配は形を変えて続くだろう。人によっては20代過ぎてもサポートが必要なこともある。だけど、少しずつ少しずつ確実に成長はしている。
精神的、体調的な波や、困り事やトラブルも起こるかもしれないけど、
そのたびに自分で自分を信じて立ち上がる力、立ち上がろうと思える力が湧いてくることが大事なのではないか。
そのために親ができることは、子がつまずき立ち止まり振り向いた時に、笑顔で「大丈夫だよ」と言ってあげることなのかなと。
それができるために、その親御さんに対しても「大丈夫だよ」と言ってあげられるおとかわ会でありたいなと思います。
常連さんのお母さん、
ネガティブになっていた気持ちを色々お話ししてくださるうちに、
少しずつ明るい表情も戻ってきました。ナイスレジリエンス!きっとお子さんにも伝わる!
初めて来てくださった方もいらっしゃいました!小学生のごきょうだいのお母さん。
すでにいろいろな関係機関と繋がっており、お子さんたちの生活も落ち着いている様子。これまで本当にがんばって動いて来られたんだなぁということが伝わって来ます。
今回はあまり時間がなかったのですが、他のみなさんのお話も聞いてみたいとおっしゃっていました。
お茶っこ会には、小学校低学年から20歳過ぎまでのお子さんの親御さんが来てくださっています。いろいろなお子さんが、いろいろな境遇で、それぞれの変化と成長を見せてくれています。
時々「みなさんのお話を聞きに来ました」という方もいらっしゃいます。誰かの話を聞くだけでも、共感、心強さ、安心、勇気、こんな時はこうすればいいのかもという心構え、将来への希望、、、が得られるのではないかなと思います。
ぜひ何回も足を運んで、いろいろな方のお話を聞いてみてください。
お子さんの成長を見守るのは、時間と根気の必要なことでもあります。ぜひ一緒に支え合い見守っていきましょう!(S)
0コメント