お父さんが3人も来てくださいました!
10月12日(日)近隣センターこもれびにて、お茶っこ会を開催しました。9名参加でした。
今回はなんと、お父さんが3人も来てくださいました!情報をいろいろ知りたくて参加してくださったようでした。
みなさん、思春期のお子さんとの関係性は悪くないようで、これまでもあちこちで情報収集したり学ばれてきたという様子に、聞いていたお母さんたちからは「いいお父さん、、、」という声が漏れていました笑。
もちろん学校には行って欲しいという気持ちはあるけれど、何よりも子どもの命に何かあってはいけないと思っている、という、あるお父さんの覚悟が胸に響きました。
また、ゲームから引き離すという、よかれと思ってやっていた対応が、本当は良くないんじゃないかと思うようになったが、ゲームを与えてしまったらどうなるのか不安、という共感しすぎる迷いを聴かせてくれたお父さんもいらっしゃいました。
他にも初めての方が来られていて、やはり情報が知りたいとのこと。また、自分はこう考えているということについて、その考え方の確認をされたいようなご様子でした。
実際の通信制高校に関する情報や評判、ゲームに対する考え方、相談機関についてなど、ネットや本だけでは得られない生の声が聞けるのは心強いですね。そしてそれに応えられる経験者の方がなぜか来られているというお茶っこ会の奇跡の流れも毎回感じます。
相談機関については、今回もお話がありましたが、無碍な対応をされることを時々聞きます。
個人的には、期待しすぎず諦めず、自分にとって有用な利用を考える、かなと思います。
モヤッとしたら、何を期待して何が得られなかったのか、自分を知るチャンスでもあるのかな。
自分を知ることで、子どものことや子どもとの関係性も見えてくることもあるのかなと思っています。
ちなみに私の体験談から。
私は、フリースクールのスタッフにモヤッとしたことがあります。
あぁそうか、私の気持ちに寄り添って「よくがんばってきたね」と言ってもらいたかったんだなとわかりましたが、それを求める相手(場所)ではない、子どもが安心して過ごせることが大事、と切り替えました。
学校の先生にモヤッとしたことももちろんあります。
それは、学校には何も期待しない派の夫に「学校の先生なんてただのサラリーマンだから」と言われて、まぁ先生も人間だしね、そういう面もある、と過大な期待はしないようになリました。
情報が欲しい時に得られない場合は、ただ淡々と追いかけます。「教えてくれない」と嘆くのではなく、感情を入れずに「欲しい情報を聞き出す」。息子の通信制高校の受験のときは、息子の現状を伝えて食い下がり、作文を改めて書かなくても入学OK(体験授業参加でOK)を引き出しました笑。
気持ちに寄り添ってもらいたいときや褒めてもらいたいときは、お茶っこ会です。夫にはあまりそこを求めなくなりましたが笑、聞いて欲しいときは「ただ聞いてほしい、助言はいらない」とオーダーします。
息子が中学のとき、担任の先生が時々家に来てくださっていました。本人は決して会おうとしなかったし無理に会わせるつもりもありませんでしたが、いつか会ったり話したり進学の相談をする場面が来たときに、息子のことや親の考えをよくわかった上で介入して欲しかったので、様子は伝え続けました。だからか、進路決定を焦らされることもなく、こちらのペースに本当に任せてくださっていました。最終的には、卒業証書を持ってきてくださる日に、本人が直接会う気持ちになり、中学校は「終わりよし」になったんじゃないかなとホッとしています。
教育相談センターも、私は今はもう「深刻に相談」することはありませんが、自分の考えの確認をプロにするという安心材料にしています。上の子からの継続なのでもう10年近く、子どもたちのことも私のこともよくわかってくださった上で、心理のプロとして話を聞いてくださるので、本当に命綱でした。
基本的に、お相手がそもそも良い方だったという恵まれた環境だったとは思います。
それでも、簡単に書いてますが、全部合理的にスムースに気持ちの整理なんてもちろんできませんでした。こちらの精神状態によって受け取り方が違ってくることもあると思います。
私はモヤモヤすることは結構あって、人に対してとても要求が強いんだとわかります。だからこれだけ気持ちの整理が必要だったのでしょう。それはきっと子どもにも。そう自覚があります。
いろいろな人と関わるのはとてもエネルギーが要ります。
どこまで関わるかは、自身の希望と、キャパシティ次第で全く問題ないと思うし、
夫は「相談」なんて誰にもしていないのに、塞ぎ込んで悩むことなく最終結論は私と同じところに達するのはちょっと悔しいくらいなのですが、そういう、相談が必要ない人がいるのもわかります。
いろいろをうまく使って、
使いきれなくても自分を責めず(そもそもプロの方がしっかりしていてくれればいいはずなのだから)、
必要なことはいつか必ず与えられると信じて(私はこの感覚がとても好き)、
お茶っこ会に行ったら何かあるかもと思えれば、ぜひ安心してきてくださるといいなと思います。(S)
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