中学どうしよう・母自身の変化・母の休憩
11月25日(火) 湖北台近隣センターにて、お茶っこ会を開催しました。
小学生1名、高校生1名を含む10名参加でした。
小学6年生のお子さんのお母さんは、中学進学後の所属や過ごし方について、悩んでおられました。
現在、親子に関わってくれている方たちがいて、それぞれに助言をくれるけれど、ご本人のことも学校の制度や実際の状況のことも分かった上で、総合的に一緒に考えてくれる人がおらず、とてもお困りのようでした。
介護保険でいうケアマネージャーのような存在、私も常々いるといいのにと思っています。親が1人で中学校に問い合わせて(しかも入学前に)やりとりしていくのって難しい。私も1人目の時は難しかったなぁと思い出します。おとかわ会が少しでもお手伝いができるといいなと思っています。
お母さん自身も、これまでの経緯からなんとなく決めつけていた本人の思いや可能性を、いい節目なので聞いてみようかという気持ちになられたようでした。ご本人も中学に向けて気持ちは前に向いている様子、その気持ちを大切にしていきたいですね。
中学校での校内教育支援センターのことを、経験者の高校生が教えてくれました。心強い!
そして今回は、お母さんたちが、ご自分の心持ちの変化を語ってくれた回でした。
これまで家族や家の事情を最優先にして、自分が楽しいと思うことなんて当たり前のように後回しにしていたけれど、もっと自分を大切にしようと思えるようになったこと。
子どもたちについても、今はこういうことが必要な時期なんだと思えて、親がなんとかしようとしなくてもいいと思えるようになったこと。そうすると、とても気持ちが楽になってきていると。
同じように、子どもたちのあれこれが、自分にとっても必要だったと思えるようになってきたとお話ししてくださるお母さんもいらっしゃいました。自分に大切なことを教えてくれる出来事だったんだと。
そして、実際に興味のあるいろいろな場に参加し始めたと楽しそうに話されるお母さんもいらっしゃいました。
経験談を他の保護者や関係者に向けてお話しする機会もあり、そのために改めてお子さんと当時のことを話すこともできたそうです。その経験談の内容を聞かせてくださいましたが、ぜひ他の皆さんにも聞いていただきたい!そんな機会も作れるといいなぁ。
それぞれのお母さんが、大変な思いと苦労と、もがいた末にたどり着いた清々しい姿がとても心に響きました。
小学生のお母さんは、お子さんを私たちに託して隣室で休憩されていました。学校にも付き添いで行かれている毎日で、気が休まる時がありません。もう大変さの真っ只中です。子どもの矢印が自分に向いていない、安心して休める時間、本当に必要ですよね。
お子さんは絶好調で、一つのカードゲームで違う遊び方を次々考えたりして、本当に楽しかった!(このエネルギーを常に1人で受け止めるのも本当に大変だと思った!) 少しでもホッとできたらいいなぁ。(S)
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