自分を大事にする
2月26日(木) 天王台北近隣センターにて、お茶っこ会を開催しました。
小学生3名、高校生1名を含む16名参加でした。
今回はまず「自分を大事にする」について話しましたね。
我が子の言動にイヤな思いをしても、強く意思表示しきれず、小さな我慢を続けてしまう。
誰かへの不満も、自分のわがままなのではないかと結局自責している。
心の中ではいつも自分を責める思いが湧いている。
我が子を思えばこその我慢、優しさゆえの自責、
自分を後回しにすることで生き延びてきた闘いの証、叱咤激励して自分をがんばらせてきた証、なのかもしれない。
一つ一つはたいした我慢ではないけど、積み重なると自分を見失うようになる。
成長のために、自分の中に自分を指摘する声は必要ではあるけれど、いき過ぎると苦しくなる。
身に覚えがあるなぁと私自身も感じます。
そんな、これまでの自分を労いながら、
イヤなものはイヤだと自分の気持ちに気づいてあげよう、
相手を丸ごと拒否するのではなくどういうところがイヤなのかを伝えてみよう、
そうやって自分を大事にしてみようと話し合いました。
これはなんのためなのか。
自分の人生のためであり、
我が子にもそうやって自分を大事に人生を生きてほしいからです。
自責の話には、
「まぁいっか」と自分を許す「訓練」を自ら続けてきたお母さんが応えてくれました。
少しずつ少しずつそう思えるようになり、緩めるようになり、
そうすると、それまで気づけなかった自分の「好き」にも気づけるようになって、
いろいろ楽しみができてきていると、語ってくれました。
そして、高校生がびっくりするような成長を見せてくれました。
まず「グチを聞いてもらっていいですか」からお話が始まりました。
(これ意外に大事なポイント。聞き手は“グチを聞く態勢”になれて、話し手はちゃんと聞いてもらえる。相手のことも自分のことも大事にしている。)
お友達が時々イヤなことを言ってくるそうです。
そんな時みなさんならどうしますか?
グッと我慢して飲み込む?できるだけ穏便な言葉で自分をなだめる?相手からそっと離れる?
自分の気持ちをうまく伝えて分かってもらえるのがベストでしょうが、なかなか難しい場合もありますよね。飲み込んだところでモヤモヤは心の中に残り続けそう。
その高校生は、その場では言動に表さず心の中で思いきり文句を言うそうです。
そして家に帰るとお母さんに聞いてもらうそうです(お母さん聞いてくれてありがとうの気持ちはもちろんある、お母さんも分かってて聞いている、大変だけど分かってる笑)。
すごい自分を大事にしてる!
すごいアンガーマネジメントとセルフケア!
気持ちが落ち着いたら、いいタイミングでお友達と話せたらいいですね。
いや、これができたら話す必要がなくなるかも。
私も見習おうと思いました。
疲れがピークになるとあらゆる文句とグチを吐き出しまくるという別の高校生のお話も。
とてもつらい時期を過ごしている中で、できることに一生懸命取り組んでいます。
それでも時には吐き出しまくる。聞いているお母さんはたまりませんが、吐き出せてよかったと本当に思います。これも自分を大事にする一環だと思います。
お母さんたちのケアはお茶っこ会へ(笑)。
お父さんの無理解がネックになっている状況も聞かれました。
家庭の中でも心細く不安でいっぱいな中、本当によくやっていらっしゃいます。来てくださって、話してくださって、本当によかった!
価値観の違う配偶者の理解を得るって簡単なことじゃないですよね。
子どもへの対応の自分なりの努力が、配偶者の無理解で台無しにされる感じ、あるあるではないでしょうか。こうできさえすればいいのに、配偶者の無理解の壁に阻まれてできない、とかも。
似たような経験のあるお母さんから、教育相談センターで専門家という立場の人から(お父さんの尊厳も尊重しながら)話をしてもらったらお父さんがちょっと変わってきたというお話もありました。
そういう作戦も大いにあり!です。
お茶っこ会にもぜひきていただきたいところです。
進学先の中学校との面談のお話もありました。
こちらの思惑と違った話をされ動揺したけれど、時間をかけて先生の意図もポジティブに捉えられるようになり、けれど本人の本当の気持ちやポテンシャルをもしかしたら掴めていないのかもしれないと自覚していて、それは親子でもあまりにも違いすぎるゆえであると分かっていて、気持ちに共感はできないがそういう気持ちなんだなということは理解できているという感じ、、、、
自己分析と客観視の素晴らしいお母さんでした。
あとは、やっぱりもう一度話し合いがしたいよね、どんなシチュエーションで何をどう伝えていくといいかなど、みんなであれやこれやと作戦を練りました。
以前壊れそうな様子で来てくださったお母さん、なんだか腹が据わった印象。
誰かに気持ちを打ち明けて、不安をいったん預かってもらって安心する瞬間を作ることって、本当に大事なんだなとまた実感。そしてそうすることを選んだのはまぎれもなくご本人なんだなと頼もしく見えました。
お子さんへの対応も、考えながらだけど迷いがないというか、いや迷っているんだろうけど芯があるというか、我が子のことも自分のことも信頼できている感じで清々しい!
繊細なお子さんたちも、お茶っこ会は居心地が良いようで、
他では見せない姿を見せてくれているようです。
大人がたくさんだと尻込みしちゃったり遊び足りなかったりですが、「まだここにいたい!」「楽しかった!」と言ってくれるのは、私たちも本当に光栄です。子どもたちに何が必要なのか、大きなヒントがあるんだろうなと思います。
お子さんのお仕事が決まったという方も初めて来てくださいました。これまでどれほどのご苦労があったかと思います。おとかわの活動をとても理解してくださっていて、子どもたちにも温かい眼差しを向けてくださっていました。
“仕事をする”となると、また大きなステップで、違う課題も出てくるんだろうなぁと我が子を思い浮かべながら思います。これからも経験談をたくさんお聞きしたいです!(S)
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